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日本の熱い花卉生産者の 真に迫る

投稿日:2019年3月25日

この記事は2019年3月25日に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

【極め人 vol.1】

坂本植物園 (福岡)

坂本 和盛 さん

「日々の地道な積み重ねが、 信用と信頼に繋がると思います」

 

 

福岡県久留米市田主丸町にハウスを構え、34年。シクラメン、アジサイを中心に、2200坪のハウスで、ご家族と十数名のパートさんで生産されている。2017年には、「花の国づくり共励会花き技術・経営コンクール」で、最高賞の農林水産大臣賞を受賞された。

 

 

植物に実際に触れることで、

わかることがある

 

坂本さんのご両親の代は、花木や和鉢を中心に生産されていました。ご両親が高齢になられた時に『天気に左右されない屋根の下で楽に仕事ができるように』と今から34年前に鉢物の花の生産を始められました。

今や九州では坂本さんの名を知らない人はいないほど有名な生産者さんです。坂本さんの部屋一面に飾られた賞状が、生産者としての腕や仕事ぶりを物語っていました。

そんな坂本さんのハウスを見学させていただき、一番感激したことは『ハウス内の綺麗さ』。ベンチの上にはお花が植わった鉢が縦横に整然と並べられており、ベンチ下も塵ひとつ落ちていません。「ハウス内はパートさん方も含め全員で綺麗にするように習慣付けています。綺麗なハウスだと働いていて気持ち良いでしょう」と坂本さん。  また、息子さん、ご家族、10名ほどのパートさんとともに現場で働かれています。「仕事を100%の力で楽しく120%の仕上がりにできたらいいなと思っています。お茶の休憩を1日に2回とっています。1つの場所でごちゃごちゃするのが嫌なので、私がしっかり段取りを組み、作業が偏らないように分業しています」。坂本さんの写真撮影中、見ていたパートさんからエールが飛び、とても微笑ましい光景でした。

坂本さんの現場主義の姿勢、仕事に取り組む姿勢が、一緒に働かれている皆さんにも伝わり、しっかりとした信頼関係が築かれているなと感じました。

 

 

 

左:アジサイの育成に弊社のスリット鉢を使用していただいている。小さい鉢になるほど根はりと水はけの良さを実感するとのこと。/中:ハウス内のベンチ下にも落ちているものはなく、とても綺麗にされている。/右:整然と並ぶ鉢。

 

 

 

 

日々の積み重ねが 信用信頼、クオリティに繋がる

 

「消費者の方々に喜んでもらえるような長持ちするよい花を、安定して生産していきたい。それが信用や信頼に繋がると思うんです」。そう語る坂本さんは、出荷前の商品の全てに目を通し、B品と呼ばれるものでも手を加えて綺麗に仕立てられています。

また、毎日欠かさず日報を書かれているそうです。「ある工程において、どれくらいの人数で誰にどういう仕事をお願いしているか」や「プロとして常に高いクオリティのものを提供するために、『想定→行動→検証→改善』のサイクルを常に回す中での気づき」などを記入されており、翌年には必ず改善することを徹底されています。坂本さんは「凡事徹底」と表現されていました。

時には失敗されることもあるそうですが、「辛い時や嫌な作業の時も投げ出さず、やり抜くことで原因がわかる。地道な積み重ねですね」。と芯のある眼差しで語る坂本さん。

 

今回、坂本さんとお話しをさせていただいて、華々しい受賞や実績の裏には、日々現場と向き合いながら、着実に前に進んでいく坂本さんの仕事観があることがわかりました。花卉生産者としてだけでなく、人として大事なことを学ばせていただいたように感じます。

 

 

真摯に取材を受けてくださった坂本さん。「もう少し前の時期ならいいシクラメンがあったんだけど・・」と、立派な一鉢を持って素敵な笑顔をいただきました。

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